Redo the life

⑩やっとブラック企業を辞めることができました!

こんにちは。アラフィフ主婦のKKです。

長男がブラック企業にボロボロにされ、社長に多額の借金を負わされ、ただいま自己破産の手続き中です。

結局、社長と会社を訴えるという手段は選ばず、本人の自己破産のみで再生を図ることを選んだのですが、親としては納得がいかず、いまだ沸々と怒りが込み上げてくるときがあります。

やっとブラック企業を退職!

親が電話した翌日、退職手続き開始

私が社長に直接電話し、「辞めさせます!」「警察と弁護士のところに行きます!」と怒鳴り散らした翌日、経理から長男にLINEで「保険証と鍵を返してください」と連絡がありました。

え!?何これ? いきなり退職手続き?

社長からの連絡はそれから一切ありません。もし社長から電話がかかってきても、弁護士に出るなと言われているので本人は出ませんけどね。

その日を境に社長からのコンタクトは一切なし。何だか肩すかしです。あんなに「社長が来る来る」と怯えていたのに、社長はおろか、誰も来ないじゃん。やっぱりただの脅しだったんですね。それを真に受けるなんて、やっぱりブラック企業の洗脳は怖いです。

保険証と鍵を返すように連絡があったということは、やっぱり退職手続きですよね?

ブラック企業でも退職届って書いたほうがいいのか真面目に悩んだので弁護士に相談したら、「書かなくてもいいです」と一蹴されました。

会社の備品を宅配便で送付

あんなに辞められないとずるずるしていたのに、辞めるときは一気ですね。

まず、手元にあった会社の備品を箱に詰めて宅配便で送付しました。普通の会社だったら会社まで持っていって返すのが本当でしょうが、相手はブラック企業。弁護士からも二度と行くなと言われているので送るしかありません。

宅配便代がもったいないので着払いにしてやろうか、何だったら私が持っていこうかと思いましたが、無駄な争いは避けたいので元払いで送付しました。長男は宅配便代すら出せないので親が払いました。

保険証と鍵は簡易書留で送付

保険証と鍵も一緒に入れようかと思いましたが、大事なものなので簡易書留で送付しました。

保険証はあとあと何かで必要かもと思い、写真を撮っておきました。撮っておいて正解でした。弁護士に保険証の写しが欲しいと言われたので、写真を印刷して渡しました。

鍵はプチプチで包み、さらに段ボールの切れ端で固定して丁寧に梱包し、保険証と一緒に簡易書留で送付しました。立つ鳥跡を濁さずです。なんてね。

長男の荷物は着払いで送付

こっちはブラック企業相手にこんなに丁寧(?)な対応をしたのに、相手はさすがブラック企業。

会社に置いてある長男の私物は着払いで送りつけてきました。腹立つ!!!

会社に住み込み状態だったので荷物が多く、宅配便代は6,000円超えました。もちろん、これも親が負担です。

でも、むしろ荷物は少ないほうなんですよね。会社に住み込み状態だったのに、段ボール2つほどの荷物。しかも、そんなに大きくない段ボール。

お金がない長男は、売れるものがあれば売ろうと段ボールを物色しましたが、めぼしいものは何一つなし。服も靴もボロボロ、金目のものは一切なし。あとは本ぐらいしかないので、本は私がメルカリで売りました。宅配便代にもなりませんでした。

1年半働いて、これかよ・・・。泣けてきます。

給料が遅れて支払われる

唯一、まともな対応をしてくれたのは、給料を支払ってくれたことくらいです。

さんざん給料未払いだったのに、最後の2ヶ月分はちゃんと給料を支払ってくれました。支払いは相当遅れましたけどね。

退職後もブラックな対応

退職時に必要な書類をもらえない

残念ながら、退職したからといって、ブチッといきなり縁が切れるわけではありません。新しい職場に提出する書類、離職票や源泉徴収票などの書類をもらわないといけません。

一応、お願いしたのですが、いつまで経っても送られてきません。仕方がないので、「まだもらえてないです」とないまま就職しました。

催促した結果、1ヶ月以上経ってようやく送られてきました。いや、2ヶ月か?

保険証が戻ってこないと健保から連絡

保険証と鍵はすぐに会社に返送し、経理の人から「受け取りました」と連絡があったにもかかわらず、全国健康保険協会から「保険証の返納が確認できていません。至急、返納してください」という手紙が2回も送られてきました。

はあ? 返したし。

私だったら、1回目の時点で健保に連絡入れるんだけどな。親が口を出すのもと思い、黙っていたら、2回目の手紙には「返納できない理由」を問いただす文があったので、さすがの長男もむかついて「既に会社に返納しました。会社に聞いてください」と書いて返信しました。

再出発のために

自己破産の手続き開始

悲しいかな、ブラック企業を辞めることができても、長男名義の借金が残っています。本当は全部社長の借金ですが、名義は長男なので何とかしなくてはいけません。

弁護士に「自己破産しかない」と言われたので、泣く泣く自己破産することにしました。

ベテラン弁護士に相談した翌日、破産管財人分の弁護士費用40万円と着手金5万円を用意しました。ちょうど次男の大学の授業料も支払う月だったので、一括払いは苦しく、残りは翌月に5万、翌々月に残り全部27万8,000円を支払うことにしました。

お金を用意し、月曜日に朝一で「お金を用意したので、お願いします」と長男が電話をかけたところ、その日の夕方、住民票と所得証明書を持ってきてと言われました。この日から自己破産の手続き開始です。

就職が決まる

再出発するためには再就職もしてもらわないといけません。自己破産手続きと平行に就職活動もしました。

求人情報誌を見たりしていましたが、結局友人の紹介で面接を受けることができ、自己破産手続き中ということも言った上で合格、めでたく就職することができました。

本来、面接で自己破産の件を言う義務はないんですけど、裁判で休む日があるから正直に言ったほうがいいだろうと。あと一番大きかったのは、後で知ったら、紹介してくれた友人に迷惑がかかるんじゃないかと思ったそうです。

自己破産の手続きが完了するまで職業は制限されますが、幸い再就職先はそれに該当しませんでした。

就職が決まるまでの2週間、ブラック企業を退職した安堵感からか1日のほとんどを寝て過ごしていました。今まで安らかに寝られなかったんでしょうね。

逆に、私はストレスで眠れませんでしたけどね。自己破産する身でちゃんと就職先が見つかるんだろうか、そもそも自己破産ってどうよ・・・、こんな目に遭わせた社長はいまだにのうのうと生きてるんだよね、許せない!等々、悶々として血圧がどんどん上がり、血圧の薬が増えてしまいました。

体調も少しずつ回復

諸々の書類を受け取り、最後の給料を受け取って、ようやくブラック企業と縁が切れました。この間、1~2ヶ月。期間にしたら短かったですが、怒濤の日々でした。

私はストレスで下血しました。生理でもないのにトイレの便器が真っ赤に染まる日々が続きました。体調もおかしくなり、精神的にも辛かったので、ほぼすべての予定をキャンセル。

このことを知っている人は県外に下宿している大学生の次男以外の家族と、弁護士の紹介依頼をした人たちのみです。それ以外の人と会うのが苦痛で仕方ありませんでした。

笑顔なんか無理だし・・・。

夫は出張で家にいないことが多いので、ほとんど全部私が行動しました。家にいたところで多分役に立たなかったかも。いざという時、男の人は弱いですよね。私は「ふざけんな!」と奮い立ちましたが、夫はトイレで吐いていました。嘘でしょ・・・。

長男もストレスのせいか、風呂に入っていなかったのか、体臭がおかしかったのですが、家に戻って数週間で病人のような体臭はしなくなりました。

わが子が自己破産するという事実を受け止められなかったのですが、弁護士に依頼し、再就職先も見つかりと泥沼から少しずつ這い上がってくることができ、少しずつ体調も良くなってきました。

自己破産の免責を待ち望む

あとは、裁判所の自己破産の免責を受けられるかどうかです。免責を受けるために、弁護士がいろいろなアドバイスをしてくれます。

自己破産なんていうことが我が身に降りかかると思ってなかったので、知識はゼロです。今回の件でいろいろ勉強させてもらいました。

次回から「自己破産」についてまとめていこうと思います。

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