Redo the life

⑤名義貸し詐欺に遭い、泥沼にはまる!

こんにちは。アラフィフ主婦のKKです。

現在、自己破産申請の手続きの書類を集めている最中ですが、長男に新しい就職先が見つかりました!

自己破産のことは面接で言わなくてもいいのだけれども、途中裁判で会社を休んだりしなければいけないから、自己破産の手続き中だと正直に話そうと思うと言う長男。

そんなの言ったら落ちるから言わないでほしいと言ったのですが、結局正直に話しました。結果、合格!!

捨てる神あれば拾う神あり。感謝しかありません。単に人手不足なだけかもしれませんが・・・。

あの泥沼を乗り越えたのだから、少々のことではへこたれないと思います。乗り越えたというか、乗り越え中ですか。

社長の指示でクレジットカードを現金化

会社に軟禁

投資したお金が戻ってこない。給料もまともにもらえない。さらに、仕事でこき使われる。

追い詰められたのか、それとも社長に言いように言いくるめられたのかわかりませんが、社長の言うことが絶対というふうになっていたんでしょうか。完全に洗脳されていました。

親が心配して声をかければ声をかけるほど、家に帰らなくなる日が増えていきました。会社に泊まっていたそうです。

本人の意志で会社に泊まっていると言われるかもしれませんが、私はこれは軟禁だと思っています。月に1回帰ってくるかこないかという。おかしいでしょ!

社長の指示は絶対

そんな中、絶対的な存在である社長から、カードのショッピング枠を使って貴金属を買って、それを売ってこいと指示されました。

これは警察に相談しに行ったとき、息子の口から出てきた話で、横で聞いていて「え・・・」とまたまた絶句。それまで全く知りませんでした。普通、そんな指示を受けて本当にする?

完全に洗脳されてたんでしょうね。その指示のやり取りもLINEに残されていました。売ったお金はすべてそっくり社長に渡したそうです。

支払いは長男が負うことになりますよね。それがおかしいことだと気づかないというところが洗脳の怖さです。

社長の指示で携帯電話を2台契約

携帯電話を売却

さらに警察に相談に行ったとき、こんなことまで聞かされました。社長の指示で携帯を2台契約させられ、その携帯を売らされ、そのお金を社長に全部渡したと。

・・・・・・・・・。言葉になりません。

そういうことだったのかと、やっと合点がいきました。

実は、ある日突然、長男名義で携帯電話2台契約したという通知が携帯会社から送られてきました。

嫌な予感がして長男に聞きましたが、「友だちのだから」という返事。そしてまた「大丈夫」。全然大丈夫ではなかったのに「大丈夫」と言うしかなかった心理。完全におかしいです。

もちろん納得はしませんでしたよ。おかしい、怪しい。とんでもないことにないことになってるのではないかと、また悶々とする日々です。

その後、弁護士に相談したとき、弁護士もあきれていました。その経過も全部LINEに残されています。

「何メガの機種にしろ」とか詳細な社長からの指示がありました。本体を売却したときはSIMカードを抜いて売却したらしいけど、こういうのって詐欺になるんじゃないのかな。弁護士も私も、SIMカードを抜いてとか言われても、いまいちピンと来ませんでしたが。

本体を売却したといっても、月々の契約料金は長男が払っていたようです。意味がわかりません。使ってない携帯の料金を払うってどういうこと?

とりあえず、まずはその携帯を解約してきなさいと弁護士に言われました。そりゃそうだ。

お金を用立てるよう脅迫される

ブラック企業の洗脳って本当に怖いです。この頃には家にも帰ってこなくなり、郵便物も会社に転送するよう手続きをしていたので、どんな状況になっているのか全くわかりませんでした。

携帯電話の契約通知が家に届き、それを見た親からの詰問で、郵便物は転送したほうがいいと思ったんでしょうか? これも社長の指示?

心配のあまり、探偵でも雇おうかと真剣に悩みました。

その頃、長男は社長からお金を用立てるよう脅迫されていたそうです。意味がわかりません。これって事件だよね? 脅迫罪にならない? でも、証拠がないからダメなんだそうです。

名義貸し詐欺に遭う

長男の名前で仕事を受注する

さらに、泥沼は底なし沼と化していきました。そして、だんだん複雑になっていきます。弁護士も私も、よくもまあ、これだけ騙されたよねと、もう笑いが出てくるくらいです。

よっぽど資金繰りに困っている、そして社長の名前を出すと仕事ができなくなるという状態まで陥っていたのでしょう。もうこの頃には完全に言いなり、奴隷です。長男も、もう普通の思考はできなくなっていたんでしょうね。

「自分の名前を出すと仕事が発注できないから、名前を貸してくれ」と言われ、言われるままに名前を貸したのです。仕事を請けるとき、発注するとき、すべて長男の名前が使われるようになりました。

お金はというと、お客さんは長男の口座にお金を振り込みます。そして、そのお金は社長の指示で社長の口座に振り込みます。取引先は長男宛てにお金を請求します。でも、手元にお金はありません。払えません。社長は払ってくれません。ん? どういうこと???

お客さん ⇒ 長男の口座に振込

長男 ⇒ 社長の口座にそのお金を振込

業者 ⇒ 長男に代金を請求

長男 ⇒ 手元にお金がないから支払えない

社長 ⇒ 知らんぷり

そのお金の流れはしっかり口座に残っていますし、社長の指示でお金を動かしたという証拠も全部LINEに残されています。最近は仕事の連絡も全部LINEなんでしょうか。

それらもすべて弁護士に提出しました。それを元に、お客さんから幾ら振り込みがあり、それをすべて社長に渡したというお金の流れを全部計算していくそうです。

取引業者からも脅迫される

ここで新たな被害者が生まれました。取引先の業者です。長男の会社から発注された仕事をしたにもかかわらず、お金が支払われないという事態が何件も発生しました。

取引先の業者は代表者が長男だと思っています。なので長男に請求をします。でも、長男の手元にはお金がないし、支払う権限もありません。社長は知らんぷり。

取引先の業者は長男に何度も何度も請求します。中には脅してくる人もいます。「〇日までに支払わないと、お前の家に取り立てに行く」と。

脅され、お金を何とかしないとと思い詰めて、突然家に帰ってきて「明日までに業者にお金を払わないと大変なことになる」と泣きついてきました。このときに、ああ、やっぱりとんでもないことに陥っているんだと確信しました。

「35万円足りないから用意してほしい」と切羽詰まった様子で言われましたが、言われるがままにお金を渡すことに抵抗がありました。どういう状況なのか教えてほしいと言うと、詳細は話してくれませんが、個人的な借金が数百万円、業者への借金が数百万円あると言われました。

額の大きさに私も夫も血の気が引きました。とりあえず、弁護士に相談すること、会社を辞めることを条件に明日という日をやり過ごすために35万円用立てることにしました。

しかし、その約束が守られるにはしばらく時間がかかりました。私たち親にも絶望と地獄が待っていました。

  • ブラック企業にいったん洗脳されると、洗脳が解けるのに時間がかかります。



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